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38年前目の夏

ちょうど今から38年前の今日。この時間帯、17時過ぎの羽田空港は混雑していたんだろう。旅行や帰省客、出張帰りのサラリーマンや著名人などなど、多くの乗客を乗せてその刻を待つ日本航空123便。

今年は電波のない御巣鷹の尾根にWi-Fiなどの電波が使用出来るようにしたらしい。高齢化する遺族の方々への配慮とのこと。

確かに、今年の7月に初めて御巣鷹を訪れた際、電波は全くなかった。それほど山々に囲まれた山深い尾根なんだと知った。

8月11〜13日は遺族や関係者以外の入山は禁止されていると知った。許可証がないと入れないのだ。今年も猛暑日のため、登山される方々には十分に気をつけて登って頂きたい。

暑さが落ち着いたら、妻と子どもにもこの現実を目に焼き付けてもらいたく訪れようと決めている。

上野村の観光もゆっくりとしたい。バイクで少し走っただけだが、本当に時間の流れが穏やかでのんびりとした空気、田舎の美しい景観が印象的だった。

ランチはしおじの湯館内にある食堂で猪豚カツ定食を食べた。サクサクの衣に脂ののったジューシーな猪豚が本当に美味しかった。旅の疲れを癒してくれた。温泉にも浸かりたかったけど、そのまま眠りそうなので断念。

あと少しで、離陸、そしてあの緊迫の32分間が始まる。微力ながら521名の天空の星たちへ祈りを捧げたいと思う。

黙祷